読み込み中…
読み込み中…
地域の素材で家を創るDAO

足元の土を袋に詰め、仲間と輪になって叩き固めて家を建てる。シンプルだけれど、世界の災害地で命を守ってきた工法でもあります。東京大学との共同研究で、地域の土で建てる家=アースバッグが日本の正式な住宅として認められ、各地で建てられるようにするための、日本で初めての挑戦です!

はじめまして!KIBOTCHAスマートエコビレッジです。 私たちは宮城県東松島市で、食・エネルギー・水・住居など「12の要素」を地域の力で自給できるスマートエコビレッジをつくっています。 その12の要素のひとつ、「住居の自給」に向けて私たちが辿り着いたのが、アースバッグ工法でした。足元の土に少量の石灰を混ぜて袋に詰め、みんなで輪になって叩き固める。重機も大量の木材も鉄骨もいらない。子どもからお年寄りまで一緒に汗を流せる、この工法にその土地の資源と、人が手間をかけさえすれば良いという、建築の未来を感じました。 「いざとなれば、自分たちで家は建てられる」という体験と確信が、「本当の家族」のようなコミュニティ形成であり、何度でも作り直せるレジリエンスにつながると私たちは考えています。

アースバッグ工法は、足元の土を袋に詰めて積み上げる、シンプルでありながら世界が認めた建築技術です。重機はいりません。特別な資材もいりません。地域にある土と、人の手と、仲間の力があれば、家が建ちます。 その強さは実績が証明しています。2015年のネパール大地震(M7.8)では、現地に建てられていたアースバッグ建築55棟が全て倒壊を免れ、その耐震性が実証されました。この実績を受けて、アースバッグ工法はネパール政府の公式な耐震住宅再建カタログに採用されています。また、NASAが進める月面基地構想においても、サンドバッグ構造の応用研究が進められており、その可能性は地球上にとどまりません。 しかし私たちが最も大切にしているのは、その「建てる過程」です。 土を調合し、袋に詰め、みんなで輪になってドスン、ドスンと叩き固めていく。土の匂い、叩く音、仲間の笑い声。その時間を共にした人たちは、不思議なほど深い絆で結ばれます。「完成された箱を与えられる」時代から、「仲間と一緒に創り上げる」時代へ。かつての日本の「結」の文化が、ここで蘇ります。

アースバッグ工法には、日本に一つ大きな壁があります。現行の建築基準法では「木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造」が基本とされており、「土のドーム」という構造が正式な住宅として想定されていないのです。 そのため日本では、どれだけ優れた工法であっても、アースバッグのみで正式な住宅を建てることができませんでした。この壁に正面から挑むのが、今回のプロジェクトです。 東京大学大学院・佐藤淳准教授との共同研究により、実物大モデルでの耐震試験・構造計算・性能検証を行い、国土交通省の「個別大臣認定」の取得を目指します。 佐藤准教授はこう語っています。「土はどこにでもある魅力的な材料です。アースバッグという手法なら素早く作れて、独特の曲面も生まれる。安全でありながら自由な空間に暮らす、そんな建築を作れる技術を創っていきたい。」 この認定が取得できれば、将来的には同様のプロセスを通過することにより、日本中どこでも地域の土を使って正式な住宅を建てられるようになります。東松島の挑戦が、全国の被災地・農村・廃校跡地に広がっていく。そのための歴史的な一歩です。

このプロジェクトが他の建築研究と決定的に違う点があります。 私たちは、研究の成果を独占しません。 東大との共同研究で得られた構造計算データ、耐震試験の記録、大臣認定申請のノウハウ——これら全てを、DAOコミュニティを通じて完全公開します。全国で地方創生や防災に挑む人たち、自分の地元でもアースバッグを建てたいと思っている人たちが、ゼロから始めなくて済むように。私たちが切り拓いた道を、次の人が歩きやすくなるように。 日本アースバッグ協会・アースバッグの第一人者であり、今回のプロジェクトでもご一緒している小堺康司さんが15年間押し広げようとしてきた夢を、KIBOTCHAとDAOのコミュニティの力で一気に実現する。そして東松島から始まったこの文化を、全国100カ所へ、アジア・中東・アフリカへとつないでいく。 「地域の土で、地域の人の手で、家を建てる」が当たり前になる社会を、みんなで一緒につくります。あなたの参加が、その未来を一歩前に動かします。

私たちが作ろうとしているのは、建物ではありません。 土を叩き固める音が響く場所で、仲間と笑い合いながら、自分たちの手で暮らしの基盤を創り上げる文化です。 「いざとなれば、自分たちで家は建てられる」という体験と確信が、どんな備蓄よりも、立派な避難所よりも、本当の意味での防災になると信じています。 東松島の土の上で、皆さんと一緒に汗を流し、笑い合い、新しい時代の「結」を編み上げられる日を心から楽しみにしています。 この豊かでワクワクする未来を、ぜひ一緒に創っていきましょう。 皆さまのご参加を、心よりお待ちしています。
← 横にスクロールしてご覧いただけます →
東京大学佐藤淳准教授と連携し、安全性を科学的に確認し、日本初の建築基準適合を目指します。 国の基準をクリアし、国土交通大臣から認定を獲得することで、正式に建築が認められる一歩を踏み出します。
オーナーの皆様や地域の仲間とともに、袋を積み上げ未来の住居を実際に形づくります。
アースバッグハウスが完成!オーナーとして泊まり、仲間と共に未来の住居を祝いましょう。